第67回中国地方弁護士大会
山口県宇部市にて開催されました、第67回中国地方弁護士大会に参加しました。@ANAクラウンプラザホテル宇部
大会は、以下のスケジュールで開催されました。
午前中:シンポジウム「民事信託の現在と未来」~信託をもっと身近なものに~
基調講演:新井誠教授(中央大学)
パネルディスカッション
午後:中国地方弁護士大会
①信託制度が有効に活用できる制度整備を求める宣言
②集団的消費者被害回復訴訟制度の早期創設を求める決議
③すべての人に生存権を保障するために、生活保護基準の引下げの撤回を求め、生活保護法の改正に強く反対する決議
④家事事件手続における子どもの手続代理人制度の改善、及び、あるべき子どもの代理人制度の創設を求める議題
⑤罪を犯した障がい者等の社会内処遇を支える支援体制の構築に関する議題
信託は、高齢者や障がい者の生活を支援する、あるいは確保する目的での活用が期待されている制度です。
また、中小企業の事業承継問題への活用も期待されています。
私たち弁護士・弁護士会が努力することにより、信託の活用可能性を広く社会に認知していきたいと考えております。
また、遺言や成年後見制度・任意後見制度をもっとうまく活用することもあわせて提案していきたいと思いますので、ご相談はもちろんこと、講演やセミナーのご依頼もお気軽にお問合せください。(牛見和博)
2013年10月11日 | カテゴリー:ブログ |